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既存不適格建築物

読み方 :
きぞんふてきかくけんちくぶつ

用語の解説

既存不適格建築物とは、建築時には適法であったものが、法改正によって不適格になった建物のことです。
建築したときは、建築基準法など当時の法令に適していたものの、法改正や都市計画の変更などにより、現行の規定に適合しなくなった建築物のことをいいます。違法建築物とは異なります。
1950年に制定された建築基準法は、現在までに何度となく改正されてきました。そのために、建築時は適法であったものでも、その後の法改正によって、基準を満たしていない建築物が多く存在することになりました。既存不適格建築物は、その建物自体は違法ではありませんが、増改築、または再建築する場合には、現行の基準に適合させる必要があります。

HOME'Sくんメモ

建築後、数年以上経った中古住宅の中には、この既存不適格建築物に当たるものが結構存在します。もちろん違法建築物ではないので、それがただちに問題となることはありませんが、増改築、再建築などをする場合には、それまでと同じ規模の住宅を建てられない場合もあるので、注意が必要です。
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情報更新日:2007-07-30

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